どうして私だけ……は、乗り越えられるさ!
番外編でたまに思いついたことを報告してみますね
小学校の2年生の頃、私の母は子宮ガンで子宮を全摘しました
彼女はそこから25年間病気と闘い、癌の末期と言われながらも生き長らえて私と弟の側にいてくれました
てっきり母は短い命だろうと私は勝手に思っていました
そんな中で、普段の生活でほとんど顔を合わせることのないほど働き詰めだった父が、私が高校を卒業した年に亡くなりました
お葬式に参列するのは、この時が初めてで、こんなに悲しいことが世の中にあるとは思いもしませんでした
私は32歳のとき、子宮頸がんを患い、そこから10年間大学病院とお付き合いすることになりました
その年に母が亡くなりました
その数年後に子宮内膜症で右の卵巣を取りました
その数年後に七転八倒するほどの腹痛で病院に行くと大きな胆石が見つかり、胆嚢を摘出しました
その数年後に下腹部に激痛が走り、救急車で運ばれ憩室炎で緊急手術をしました
私が44歳のとき主人が1年半の闘病生活後、穏やかに亡くなりました
その翌年、数回にわたる開腹手術のため、腸が癒着し、腸閉塞を起こして開腹手術をして腸を5センチ切除し、その後10年間、毎年大腸カメラ検査をするようになりました
さすがに主人が亡くなったあと1人ぼっちになった私はやりきれない思いで、全てを受け入れられなくて腸閉塞の手術の前日には号泣してしまいました
でも今考えると全て乗り越えられています
そしてひとつひとつのことを考えると私だけ特別に病気になった訳ではないし、誰だっていつかは親御さんが亡くなる時を迎えるはずです
そして、連れ合いを亡くす時が訪れることでしょう
この数年は私だけが特別なんじゃない
ただ他の人達よりも少し早めに色んなことを経験しただけなんだって思えるようになりました
病気だって1病息災!
一つ病気があるだけで病院と繋がることができて、何かあった時に早めに他の病気に気づくことができる利点がありますからね
これからは少しずつ、ひとつひとつの別れと病気についてお話することがたまにあると思いますが、よろしくお願いします
🙇🏻♀️ ̖́-♥️❤️🧡